小児歯科は、お子様のむし歯や歯肉炎の治療から予防、不正咬合の咬合誘導などを行っています。
乳歯が永久歯に生え換わるまでの短い間、お子様の口の中の環境は大きく変化します。
しかし「歯医者に行くのが嫌い・治療が嫌い!」という理由で治療を拒絶されるお子様も多いようです。
当クリニックは、お子様の歯を治療する前に歯の大切さを覚えてもらえるようなトレーニングを受けていただいてから治療に入ります(緊急時を除く)。
ドクターやスタッフが丁寧に接して医院に慣れていただくのとともに、治療もできるだけ痛みを感じないように優しく進めてていきます。
当院の「小児歯科治療」について
●優しく丁寧な治療を心がけます
乳歯や永久歯がむし歯になったり、学校・幼稚園などの歯科健診で異常が発見されたりしたら、なるべく早いうちにご来院をお勧めします。
なぜなら、お子様の歯の病気の進行はとても早いため軽度のうちの治療でお子様の負担が減ります。
治療は「なるべく削らない・できる限り痛くない」ことを心がけ、丁寧にそして優しく行っていきます。
●むし歯にならないための予防も大切です
生えてきたばかりの乳歯や永久歯は、前に書いたとおりむし歯になりやすく急激に進行します。
特に4~5歳ぐらいまでは十分に気をつける必要があります。
当院では「染め出し」という、プラーク検査を行ってから、むし歯を予防するためにフッ素を歯の表面にコーティングします。
フッ素の塗布は基本的に年3回程度、春休み・夏休み・冬休みを目安として医院でのケアをお勧めします。
また、ご自宅用にも受付でフッ素・ジェルを販売しております。
“マタニティ歯科”とは、まだよく聞かない言葉ですが、妊婦さんと産まれる前のお子様の予防を中心としたものです。
「赤ちゃんにカルシウムを取られて歯が弱くなるかも」
「むし歯があるみたいだけど治療ができない」
「食生活が変わった」
など、妊婦さんは、お口の中で困っていることが多いのではないでしょうか?
たしかに妊娠中には使えないお薬があるなど、治療の制限はありますが、志木オハナ歯科クリニックでは、妊婦さんの時期と種類、アレルギーを確認しながら合わせた治療を考えていきます。
丁寧に説明を行いリラックスして治療が受けられるように心がけていきます。
なお、麻酔は基本的に局所で分解されますので、問題が無いことがほとんどです。ご安心して治療をお受けください。
妊娠中の歯科治療の最適時期
安定期の3~8ヶ月の間がベストです。
この時期は精神的・身体的に安定していますので出来る限りこの時期に治療を終わらせるように計画を立てます。
妊娠初期は重要臓器が形成される時期ですのでこの時期は基本的に応急処置にとどめています。
妊娠後期は出産が控えてきますので身体的にきついですので、無理をされない程度まで行っていきます。
マイナス1歳からのむし歯予防
マタニティ歯科では、妊婦さんだけでなく、授乳中の方やお腹の中で育っているお子様も対象としています。
●お子様の口内環境を守りましょう
生まれたての赤ちゃんのお口の中にむし歯の菌はいません。
乳歯の形成は胎生期 7 週目から始まるので、乳幼児の健康な口腔を確保するためには“マイナス1歳”からの良好な口腔内環境が必要になります。
むし歯は1歳7カ月~2歳7カ月くらいをピークに、周りの大人の口から感染します。
つまり、周りのむし歯菌をできるだけ減らしておけば、お子様の感染年齢を遅らせて予防につながります。
●お母様の口内環境を守りましょう
妊娠初期にはつわりや体調がすぐれないことが多くなり、歯がうまく磨けない場合があります。
するとむし歯や歯周病が発症しやすくなるため、口腔内を拝見させていただき治療や予防をすることで健康な口腔内状態を保てます。
妊娠中に「妊娠性エプーリス」と呼ばれる歯肉の腫脹が現れる場合があります。
これがあると歯磨きは痛くてできないので、歯周病に移行しやすい為レーザーなどで切断し、口腔内清掃をしやすくする必要があります。
当院ではお母様とお子様の良好なお口を守れるよう、スタッフ全員力になれるよう努力していきます。